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宇宿允人(うすき まさと)氏プロフィール

 1934年、京都市生まれ。57年東京芸術大学器楽科卒業。大学在学中から指揮法・管弦楽法を近衛秀麿氏に師事。翌58年より10年間、NHK交響楽団のトロンボーン奏者(60年より首席)を務める。69年、大阪フィルハーモニー交響楽団の専任指揮者に就任。70年10月には、大阪フィル定期演奏会ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」で、大阪文化祭賞を受賞。同年、ヴィエール室内合奏団を結成(のちにヴィエールフィルハーモニックと改称)。73年ヴィエール定期公演で再び大阪文化祭賞を受賞。その他、文化奨励賞を受賞する。

 75年ルーマニアの5大オーケストラより客演指揮者として招待を受ける。その時の演奏について「過去10年間において最も深い感動を呼び起こしたコンサートであった」と新聞紙上で絶賛をあびる。翌年の76年、ヴィエールフィルを率いてルーマニア音楽祭に出演した際には、アンコールが1時間にも及び、会場を興奮と絶賛の渦に包み込む。

 バレエ音楽の大作「ゆき女(ゆきじょ)」をはじめ数々の作曲、編曲を手がける一方、シュトレンク(Vla)、ヘッツェル(Vn)、プリンツ(Cla)、シュルツ(Fl)といったウィーンフィル首席奏者をはじめ、内外のソリストとの共演も数限りなく行なってきている。

 82年、東京芸術音楽協会を組織、フィルハーモニアTokyoと名づけ「宇宿允人の世界」と題する定期演奏会をスタート。97年、日中国交25周年記念として中国政府招聘による北京・人民大会堂公演では7千人の聴衆に多大なる感銘と、衝撃を与える。98年、フロイデ・フィルハーモニーと名を改め、82年の第1回演奏会より20年の間に定期公演だけで140回以上の演奏会を重ねてきた。

 大阪フィルハーモニー専任指揮者、ヴィエール室内合奏団(ヴィエールフィルハーモニック)音楽監督・常任指揮者、東京佼成ウィンドオーケストラ常任指揮者などを歴任。現在、フロイデ・フィルハーモニー音楽監督。

(東京芸術音楽協会のご承諾を得て、2002年7月138回定期公演プログラムより一部補筆)

「宇宿允人の世界」について

 コンサート「宇宿允人の世界」の第1回は、82年10月21日、新宿文化センターに於いて、フィルハーモニアTokyoを編成し開催された。それ以後、新星日響、新日本フィル、東京シティフィル、神奈川フィル、等の演奏によって87年第16回まで演奏会を開催した。88年2月東京文化会館における第17回演奏会以後、指揮者宇宿允人の音楽と生き方に共感する音楽家達でフィルハーモニアTokyoを再結成し、95年にはオーケストラをオリエンタル・バイオ・フィルハーモニーと改称した。90年3月第22回からは同一プログラムによる2日公演を開催。年間約10回のコンサートを続け、97年6月には第100回記念公演を満員の聴衆を迎え成功させた。また同年8月29日には中国政府の招聘を受け、北京・人民大会堂に於いてコンサートを行い、アンコールが4曲にも及び、7千人の聴衆を魅了した。98年よりオーケストラの名称を現在のフロイデ・フィルハーモニーとし、新たなる活動を展開している。

 プログラムは交響曲を主に、本格的クラシックで構成され、時に人目もはばからず涙がこぼれ落ちるほどに琴線を揺さぶるその演奏は、さまざまな年代層の多くの熱心なファンを擁し、クラシック音楽に縁遠いとされる若年層にも大きな支持を得ている。

 現在、演奏会の企画・運営は、宇宿允人を代表とする東京芸術音楽協会によって行われているが、音楽監督の宇宿氏をはじめ、このオーケストラに関わっている人々がそれぞれ運営の第一線に携わっている。

(東京芸術音楽協会のご承諾を得て、2001年8月15日大田区公演のパンフレットより、抜粋、一部補筆)

 

プロフィールをお読みになって、「へ〜」と思われた方、あるいは「ふ〜ん」と思われた方は情報館閲覧室、またはファンの広場までお越しください。宇宿さんに関するあれこれが、てんこ盛りです。